阪急阪神不動産は阪急「十三」駅からほど近い、もと淀川区役所跡地で「官・民・学」による複合開発を行うと発表した。東側敷地(約7300平方メートル)には地上39階建て、総戸数712戸のタワーマンション「ジオタワー大阪十三」のほか、市立図書館、保育・学童施設、スーパーマーケットなどを整備。また、地域交流の場として活用できる、約2400平方メートルの公開空地を設ける。
西側敷地(約1600平方メートル)には学校法人履正社が運営する医療系専門学校が開校する。
同社担当者は「十三は神戸・宝塚・京都へのハブターミナルとして機能しており、現在構想中の阪急なにわ筋・新大阪連絡線が実現すればさらに利便性が高まる。“住みたい街”として選ばれるよう、魅力的な開発を行っていきたい」と話している。