守口で福祉交流会開く

児童福祉サービスを探す保護者と事業所が情報交換

 守口市役所1階で9月30日、守口市障がい児通所児童福祉連絡会が主催し、市内の30カ所の児童福祉サービス事業所と利用者とのマッチングを目的にした交流会を開催した。平日にも関わらず、午前中だけで福祉サービスを探している60以上の家族らが訪れ、受給者証をもらうまでの手順や、福祉サービスを利用する際の手続きについて説明を受けた。
 イベントは周辺の保育園や幼稚園を通じて周知されたため、小学校入学後の子どもの進路や放課後の過ごし方、学校に求められる配慮事項などの相談を心理士らが受け、地域で運営する事業所の取り組みを知る機会となった。
 連絡会の代表で、庭窪中学校近くでファミリアキッズ守口を運営する福澤友輝さんは「児童発達支援や放課後等デイサービスの通所サービスを探すのは保護者の方にとって大変な労力がかかります。少しでも負担を減らせられたら」と話していた。「福祉窓口でもらう事業所一覧を見て、電話するだけでも緊張します。1日で大切なことを知ることができた」といった来場者からの声も上がった。
 守口市は幼児教育・保育の無償化に加え、市独自の施策で0歳から2歳まで療育のサービスも無償で受けられる。同連絡会は今後も継続してイベントを開催する予定。

福澤友輝代表(左)、生駒峰(たかし)共同代表(右) 
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