このクオリティで3000円! 記者が体験
大阪市西区、靭公園から徒歩3分に位置する「voco大阪セントラル」1階のレストラン&カフェバー「LOKAL HOUSE(ローカルハウス)」は、ホテル利用客だけでなく地域住民にも愛される人気スポットだ。この魅力を探るべく、ランチ限定の「アンティパスト&スイーツビュッフェ」を取材した。
1階のエントランスを入ると、吹き抜けの天井が開放的な雰囲気。四ツ橋筋に面した店内は、大きな窓から差し込む自然光に包まれ、明るく心地よい。木のリサイクル素材を活用したインテリアは、レトロとモダンが融合する洗練空間。思わず見惚れていると、穏やかな笑みを浮かべたスタッフがすぐに席へと案内してくれた。

レストランで新登場した、実りの秋を五感で楽しめるランチコースは、セミ・ビュッフェスタイル。料金は大人3,000円、子ども(6~12歳)2,000円とリーズナブル。栗や南瓜、ピスタチオを使った秋限定メニューを含め、24種類の料理とデザートがそろう。メインはライブキッチンで仕上げられる生パスタで、「シェフのおまかせ生パスタ」と「カルボナーラ トリュフの香り」の2種類から選べる。さらに、メカジキのグリルなど魚や肉料理をオプションで追加注文できるのもうれしい。
前菜には、香ばしくグリルされた旬のエリンギや、サーディンを挟んだパニーニがおすすめ。ほくほくに蒸したジャガイモに好みの具材をトッピングしてポテトサラダを自分好みにカスタマイズできるのも楽しい。彩り豊かな盛り付けは、思わず写真に収めたくなる美しさだ。
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そして運ばれてきたシェフ自慢の生パスタは、他では味わえない〝もちもち食感〟と濃厚なクリーミーさに、思わず笑みがこぼれるおいしさだ。さらにオプションで注文したスープやグリル料理が並ぶと、テーブルはまるで秋の収穫祭のような華やかさに。

また、カフェ&バーで提供される新メニューの中で今回特に注目したのが「イタリアを味わう 野菜かき氷」というユニークなメニュー。氷の上にトマトとトウモロコシがトッピングされ、見た目のインパクトは抜群。赤・白・緑のコントラストがイタリア国旗を思わせる。3色の「トレコローリ」(1,800円)、赤の「ロッソ」、黄の「ジャッロ」(各1,300円)から選べる。
気になる味は、野菜の自然な甘みを生かした優しい口当たり。トマトは果実的な野菜とされることから、野菜とかき氷の組み合わせは意外にもしっくりくる。スタッフにすすめられ、仕上げにオリーブオイルを数滴たらしてみると、スイーツからサラダへと味変して、驚きの体験に。甘さ控えめで、ヘルシー志向の人にもぴったりだ。

食事を終える頃には、筆者の「大切な人と一緒に行きたいお店リスト」に「LOKAL HOUSE」がしっかり加わっていたのはいうまでもない。
今回紹介の「イタリアンレストランアンティパスト&スイーツビュッフェ~秋の悦び~」は9月1日)~11月30日(午前11時半~午後3時、L.O.同2時半)の間で開催中。カフェ&バー「イタリアを味わう 野菜かき氷」は10月13日(午前9時半~午後10時半)まで実施。料金は、ジャッロ・ロッソが1,300円、トレコローリは1,800円で提供している。
■イタリアンレストラン・カフェ&バー「LOKAL HOUSE」/大阪市西区京町堀1-7-1 voco大阪セントラル/電話06(6454)1100