人気漫画「キン肉マン」と大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」のコラボデザインを発表した大阪観光局は9月1日、第1弾のコラボ商品として「超人タッグ弁当―但馬牛牛めし―」を発売した。

ボリューム満点の弁当を手掛けるのは兵庫・姫路のえきそばで有名な「まねき食品」。キン肉マンの好物「牛丼」をイメージし、関西風に甘辛く味付けした但馬牛の煮付けに錦糸玉子、鶏そぼろをだし飯に盛り付けた。同社によると「淡路産タマネギを皮ごとオーブンで焼き上げて甘みを出し、但馬牛のうまみを引き立てた」という。
価格は1620円で、キン肉マンとミャクミャクのアクリルキーホルダー付き。新大阪駅構内や伊丹空港、阪神梅田本店などで販売している。
このコラボ事業は、キン肉マン作者・ゆでたまごの嶋田隆司さんと中井義則さんの2人と親交の深かった大阪観光局営業推進アドバイザーの阪本晋治さんのアイデアで実現。コラボ商品は万博の機運醸成に加え、同局の自主財源を確保するのが目的で、商品開発を通じて観光ビジネスの拡大を目指している。
溝畑宏理事長は「万博の機会を最大限に生かし、コラボ商品を通じて大阪観光の魅力と収益力を高めたい」と話している。