寝屋川市で地域のごみ拾い活動を続ける市民団体「灯だい」が7月27日、寝屋川市民会館4階でアートワークショップを開催した。
当日は2歳児から大人まで幅広い世代が参加し、のぼりに自由な発想で絵や文字を描いた。講師の説明を待ちきれずに、夢中でペンや筆を走らせる子どもたちの姿も見られ、会場は終始にぎやかな雰囲気に包まれた。
完成したおよそ50点の〝のぼりアート作品〟は、寝屋川市駅前の「ベル大利商店街」に展示されており、8月31日まで市民や買い物客の目を楽しませている。





同商店街では、ワークショップに参加した子どもたちの作品展示にあわせて、来街者が投票できる仕組みを導入している。商店街で買い物をすると、応援メッセージを書ける投票用紙が配布され、投票結果をもとに作家である子どもたちにプレゼントも贈られる。
代表の柾木謙吾さんは「当日参加できなかったり、外に出にくい子どもたちにも、自宅で作品を書いて展示することで、外へ出るきっかけになれば」と話している。また、当日講師をつとめた林田尚子さんの作品も同商店街のふれあいステーションで展示されている。