大阪信用保証協会(理事長・新井純)は11月19日、マイドームおおさか(大阪市中央区)で総合型展示会「OSAKAビジネスフェア2025」を開く。午前10時から午後5時まで。入場は無料で、約200の企業・団体が出展する。今回で10回目の節目を迎える。
同フェアは、優れた技術や特色ある商品・サービスを持つ中小企業に、自社PRや情報交換の場を提供し、新たなビジネスチャンスにつなげることを目的に毎年開催。大阪府内のみならず、全国各地の信用保証協会が推薦する地域企業も参加する点が特徴で、広域連携による出展は全国的にも数少ない形式となっている。
出展分野は金属・機械、紙・印刷、生活・サービス、建築・住宅、ゴム・プラスチック、IT、食品関連に加え、公的機関や支援機関など幅広い。会場には商談のための「マッチング広場」を設け、1コマ25分での商談が可能。当日は特設サイト上の商談予約フォームや、希望業種に合わせた「ブース訪問促進ツール」などを導入予定だ。
特別講演には、良品計画の顧問で「無印良品」を世界ブランドに育て上げた金井政明氏が「感じ良い暮らしと社会に向けて、良品計画が挑戦する公益人本経営」をテーマに登壇。さらに、サッカー元日本代表監督で現在は今治.夢スポーツ代表取締役会長を務める岡田武史氏が「人手不足時代を生き抜く戦略〜個の力を最大化させ、未来を切り拓く組織づくり〜」と題して講演する。
前回は約2600人が来場し、今回は2600~3000人の参加を見込む。主催者は「自社PRの機会が少ない中小事業者にとって、有益な商談や出会いの場を提供したい」と意気込んでいる。
詳細は、特設サイトURL(https://osaka-bizfair.net/)へ。

