【大阪府】 卵子凍結を支援 最大20万円

 大阪府は8月から、18〜39歳の府内在住女性を対象に、卵子凍結の費用を最大20万円助成する事業を開始。将来の妊娠に備えた「プレコンセプションケア」の一環で、全国初の取り組み。
 府のオンライン講座を受講し、排卵できる卵子の数の目安を調べる血液検査を受けた人対象。結果が基準値以下で医師が必要と判断すれば助成。卵子が得られなかった場合は上限10万円。検査費も最大1万円まで補助。卵子の保存費も年2万円(最大5年)を助成。体外受精など生殖補助医療の費用も、42歳までの女性に1回25万円を上限に助成される。講座は8月27日に開始。以降は月2回程度、各回定員200人。助成の対象は、府内の専門医療機関に限られる。