大阪の新名所〝裏なんば〟観光大使として演歌歌手の水木ケイが就任

 大阪の新名所として連日、若者やインバウンド観光客でにぎわう〝裏難波〟は約100店の飲食店がひしめくが、7月に新曲「裏なんばブルース」を出した演歌歌手、水木ケイ(36)が初代の「裏なんば観光大使」に選ばれ、河原地区連合町会の長谷川清和会長から任命状やタスキなどが伝達された。

長谷川会長(中央)から任命状を渡される水木(右)。左は作詞作曲の堂山

 水木は吹田市出身で2009年に「海椿」でプロデビュー。CD7枚を出し結婚出産の休止期間をへて、長男が10歳になった事から復帰。第1弾が、地元在住の堂島アスカが作詞作曲した「裏なんばブルース」だった事からその功績を認められ観光大使に任命された。既に大阪・関西万博でのイベントでも歌を披露しており、水木は「裏なんばは朝・昼・夜とそれぞれの顔があり、終日来店客でにぎわう活気ある街。私はデビュー当時、吉本興業所属だったのでなんばグランド花月と隣接する裏難波は良く知っている。これを機会に魅力を積極的に発信して行きたい」と大張り切り。

任命状を手に笑顔の水木

 堂山は「カップリングの〝大阪花火〟は天神祭奉納花火をイメージして書き上げた。2曲とも大阪の男と女が醸し出すちょっと切ない恋物語。大阪のイメージ全開です」と自信たっぷり。

 任命式後は早速水木が町内会役員らに歌唱指導を兼ねて2曲を熱唱。「覚えやすいメロディーなのでぜひ歌詞も覚えて頂き、お店のカラオケで歌って下さい」とPRした。

任命式に参加の町会役員と共にマイクを握る水木(中央)

(畑山 博史)