赤福が万博に初出品 伊勢の銘菓を会場で販売へ

赤福餅(12個入)

 伊勢名物の和菓子「赤福餅」が、大阪・関西万博に登場する。赤福は6月30日から7月6日まで、関西パビリオンの多目的エリアで開催される「美し国彩り三重バザール」に出品し、人気商品を数量限定で販売する。

 会場では、定番の赤福餅をはじめ、2020年から販売されている白餅黒餅、五十鈴茶屋の和洋菓子を用意。伊勢以外ではなかなか手に入らない商品が、来場者の目と舌を楽しませる。

白餅黒餅

 赤福餅は、柔らかな餅の上に北海道産小豆のこしあんをのせた銘菓で、土産品として高い人気を誇る。今回は2個入りと12個入りを販売する。白餅黒餅は、黒砂糖の風味が特徴の黒餅と、希少な白小豆を使った白餅を一箱に詰め合わせたもので、異なる味わいが楽しめる。五十鈴茶屋の菓子も並ぶ。餅どらやきは、ふっくらした生地にこしあんと餅を挟んだ一品。ほかに、季の羊羹や香ばしく焼き上げたおかげ犬サブレも販売される。

 会場での販売時間は午前10時から午後7時まで。初日は午後3時開始、最終日は午後6時まで。いずれも数量限定で、完売次第終了となる。赤福によると、普段は関西や東海地方など一部地域でしか購入できない商品のため、「この機会にぜひ手に取って味わってほしい」としている。

季(とき)の羊羹
餅どら焼き
おかげ犬サブレ