
「KITTE大阪」で6月8日まで
「ご当地グルメの宝庫」と評判の栃木県は5月22日、期間限定のアンテナショップをJR大阪駅西側の「KITTE大阪」2階にオープンした。生産量56年連続全国1位(農林水産省作況調査令和5年産確報)を誇るイチゴを活用したジェラートや栃木ブランドの米、ギョーザに合う地ビール、米粉ピザなどを販売しており、初日のこの日はマスコットキャラクター「とちまるくん」も客寄せに奮闘。その愛らしさに足を止める人も多く、店内は〝栃木の味〟を求める人たちでにぎわっていた。6月8日まで。
栃木県は関西圏におけるPR活動に力を入れており、2018年に大阪センターを設立。特産品の販売や、魅力ある観光資源を認識してもらう取り組みの一環として毎年、大阪市内で期間限定のアンテナショップを開設している。
3月に続いて今年2回目の今回は「WORLD CHALLENGE!いいね!栃木Special Weeks」と銘打って店開き。「いちご王国・栃木」を代表するブランドの「とちあいか」や「ミルキーベリー」に思わず目を留める人が多く見られたほか、「とちぎの星」「ゆうだい21」「みやおとめ」など〝栃木の米〟が人気を集めていた。
栃木県の印象について買い物客からは「イチゴとギョーザが思い浮かぶ」「観光地は日光以外、わからない」といった声が聞かれたが、関西栃木県人会の有年小夜子副会長(78)は「アンテナショップに、ふるさとの香りを感じほっとします。関西の人たちに栃木の魅力を今以上に広めていきたい」と話していた。
なお、会場では販促イベントも予定されており、5月24、25日には「米の食べ比べワークショップ」(参加費無料)を開かれる。