ニチニチ放送局教育

子ども向け投資体験サークルが鶴見緑地近くに誕生 保護者向け説明会も

 「我が子に社会のニュースに興味を持ってほしい」「金融教育って子どもに何を教えたらいいんだろう?」「ニュースについて子どもに聞かれても答えられない」と金融教育のニーズが高まる中、鶴見区に小・中学生向け株投資体験サークル「カブサー」がこのほど、オープンした。

 国内ゲームメーカーの新作発表や菓子メーカーの新商品リリースなど、子どもらにも関心のあるニュースをきっかけに、企業情報やサービス内容を調べて、仮想の株取引にチャレンジ。社会や経済に関心をもってもらう試みだ。

 これまで教育分野に携わってきた鶴見区の事業者が始める新しい取り組みで、学習塾や保護者のニーズをくみ上げてカリキュラムにした。対象は小・中学生で50分の体験を週1回から利用できる設定になっている。

タブレットを使ってニュースのチェックや企業分析をして、参加メンバーでディスカッションする

 4月12・26日の午後1時から保護者説明会を開催。5月いっぱいは体験期間として、月・水・金曜は事前予約で何度でも無料体験ができる。

仮想の株取引にはサークル内だけで使用する紙幣を模して「徳」を採用。仮想取引で収益が上がれば、スポンサーから集めた文房具やお菓子と交換できるユニークな取り組み

■小中学生向け株投資体験サークル「カブサー」/大阪市鶴見区緑3丁目にある「みどりの家」/電話06(7509)3168
カブサー|小中学生向け日本投資体験サークル