
京阪電車守口市駅北側エリアの魅力創出を目的に、文禄堤沿いで改装工事中の「旧徳永家住宅活用事業」が8月に全面開業(予定)するのを前に、事業内容の紹介と施設の活用方法を考えるトークイベントが2月21日、周辺住民に向けて同市役所会議室で開催された。
同事業は公民連携でまちづくりに取り組むため、2023(令和5)年3月に策定した「守口市駅北側エリアリノベーション戦略」の一環。歴史的文化財を「保存」するだけでなく、レストランやオフィス、地ビール製造のブリュワリー、ガレージショップ、レンタル農園など、敷地全体を市民が日常的に訪れる地域コミュニティの核となる施設にするため、リノベーションを行っている。
イベントには瀬野憲一市長や活用事業者の「アールプレイ」代表、和田欣也さんと施設の運営・管理を務める宇田知令さん、同施設の主屋2階に事務所を予定している「beleef」代表の川浦文彦さん、ガレージのテナント候補である「立ち呑みスタンドドッコイショ」代表の貴島凌さん、本紙守口支局記者の納島輝久が登壇。文禄堤沿いに在住で、もりぐち夢・みらい大使のU.K.こと楠雄二朗さんが司会を務めた。

宇田さんからはぼんやりとした明かりで地域のぬくもりを感じさせる〝燈(とう)〟と、守口の地名の由来である〝森〟とを合わせた施設名 〝燈森(ともり)〟が発表された。来場者からは「守口の名所をパネル展示してほしい」「定期的にイベントを開催してほしい」などのアイデアが寄せられた。
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