巷で「内臓マッサージ」が話題になっている。「腸もみ」や「腸活」は馴染みがあっても内臓マッサージとは一体? その真相を知りたく大阪市城東区にある「Beauty Salon AQUA」のオーナー島田さんを取材した。
同氏が営む店舗は大阪メトロ蒲生四丁目駅から5分ほどの閑静な住宅街にある。「たなカフェ」というかわいらしい喫茶店の2階、隠れ家的な人気の古民家サロンだ。
さっそく、内臓マッサージについて聞いてみると「腸もみ」とイメージは近い。腸もみはお腹を外側から揉みほぐし、腸を動かしてあげるマッサージのこと。「内臓マッサージ」は腸に限定せず内臓全てが当てはまるという。要するに、心臓、肺、腎臓、肝臓、膵臓、脾臓、小腸、大腸、子宮など。
体調不良な人、疲れている人のお腹は冷たく「硬い」と状態であることが多いそうだ。触ってみるとカチカチ状態ってケースも珍しくないと…。その部分を手で触って押せば痛みを感じる人が大半で、マッサージをしてゆくと次第に「気持ちいい」に変わり血色も良くなっていくという。その繰り返しが改善につながるという。
もともと同サロンでは、骨格調整やデトックスなどの改善を目的に来店される人が多く、その解決策は血流を良くすること。そう考えた場合、内臓マッサージは全てにおいて理にかなっていると知り、その技術を体得するために勉強を重ねたと話す。
エステは「美」と「健康」の関わりが深い。それぞれを区別せず、常に一緒に考えるべきだと島田さん。仮に表面上だけキレイにしても根本原因を解決しないと、いつまでも同じ繰り返しになる。「私は性格が〝せっかち〟だから根本を解決しないとお金と時間が無駄に感じて」と笑顔で語ってくれた。なるほど、内臓マッサージはこれからのトレンドになりそうだ。
■Beauty Salon AQUA(ビューティーサロンアクア)/大阪市城東区今福西5-7–3-2F/電話080(4560)8529
https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000572301