阪神甲子園(兵庫県西宮市)は、甲子園生誕100年を記念して8月1日に「阪神甲子園球場100周年記念式典 KOSHIEN CLASSIC~1924・8・1─2024・8・1~」を開催した。
8月1日に開かれた阪神甲子園球場100周年の記念式典。スペシャルプレゼンターに俳優の渡辺謙さんを迎え、ゲストには吉田義男さんや堀内恒夫さん、上原浩治さん、藤川球児さん、荒木大輔さん、そしてランディー・バースさんが顔をそろえ、アーティストのAIさんや大倉正之助さん、MIYAVIさん、山部泰嗣さんが演技を披露して甲子園の100歳の誕生日を祝った。
式典では渡辺さんが「100年に渡り高校野球の聖地として、わが阪神タイガースの本拠地として数々の熱線を繰り広げてきた。世界に誇れる球場をみなさんと共に守り、育て、一緒に楽しんでいきましょう」と開幕を宣言。その後、アーティストらが歌や鼓のパフォーマンスを披露。最後は渡辺さんの音頭で、ますます栄えて発展する意味の「いやさか」を満員の大観衆とともに大声で唱和した。
式典後、上原さんは「自分も含め、すべての野球少年にとって甲子園はあこがれの場所」、藤川さんは「次世代に残していかなけれならない責任感と共に進んでいく次の100年になると思う」とコメント。
一番多くのメディアに囲まれていたバースさんは「甲子園3連発、そして85年に優勝して日本一になったことが甲子園での思い出」と目を細め、記憶に思いをはせていた。