今度はライドだ! 帰ってきた「門真市〝ゾンビ〟人材センター」のホラーアトラクション

門真市シルバー人材センターがホラーアトラクションを企画

門真市ゾンビ人材センター・ザ・ライド

 2021年に制作された映画「門真市ゾンビ人材センター」(奈須崇監督)をご存知だろうか。門真市シルバー人材センターの40周年を記念した作品で、同センターの会員のほか、1500人以上の一般市民が「ゾンビ化」し、映画に出演したことで大きな話題を呼んだ。

 そしてこの夏、門真市ゾンビ人材センターがホラーアトラクションにパワーアップして帰ってくる。その名も「門真市ゾンビ人材センター・ザ・ライド」。8月3日に開催される「第6回ふるさと門真まつり」の目玉として企画されたアトラクションを一足先に体験した。

 恐る恐る向かった建物内には、軽トラックが2台と、ボンネットに載せられたプロジェクターが1台。準備が整い、軽トラックに乗り込んでアトラクションがスタート。目の前のスクリーンに約6分間、ホラー映像が流れる。上映中、軽トラックは揺れに揺れ、車内は恐怖に包まれた。大型テーマパークにも引けを取らない没入体験ができるアトラクションだった。

「ゾンビ化」した門真市シルバー人材センターの会員ら

 記者と同乗した門真市の鍋島遙杜くん(10)は「本当に車に乗りながら、ゾンビに襲われているようだった。当日は学校の怖がりな友人と一緒に来たい」とニヤリ。

 制作総指揮を務める奈須崇さんは「子どもたちには、大人が本気を出すとすごいものができるんだと知ってほしい。またこのアトラクションを通じて、市民の方々に対してエンターテインメントを盛り上げる文化を浸透させたい」と熱く語った。

 取材終了後も、奈須さんは熱心にキャストへ演技指導を重ねていた。あのゾンビ映画から3年。リアルに体感できる「シルバーゾンビ」を心待ちにしてほしい。

 「門真市ゾンビ人材センター・ザ・ライド」は8月3日午後4~9時まで、門真市シルバー人材センター(門真市中町1-1)1階で開催される。料金は無料。