【夏直前!】「まるで海外」と話題の南紀白浜のホテルを取材 ビーチまで徒歩30秒

 「本州でいちばん早い海開き」で知られる白良浜海水浴場(和歌山県白浜町)に直結する「白良荘グランドホテル」は1929(昭和4)年に開業、ロイヤルフロアの貴賓室では昭和天皇が泊まったこともあるという歴史あるホテルだ。円安で海外旅行が簡単ではなくなった昨今、「まるで海外にいるよう」と注目されているワケを、ニチニチ新聞記者が取材してきた。

 白浜までは大阪駅からはJR特急くろしおで約2時間半、車の場合も高速道路で2時間半ほどが目安となる。ホテルにチェックインすると目の前には眩しいほどの白と青が広がっている。オーシャンビューの客室から見える絶景は確かにハワイのよう。実際に、ここ白浜は米国ハワイ州ホノルル市のビーチと「友好姉妹浜」提携を結んでいる。

 海外のリゾート地のようなビーチまではホテルから徒歩で30秒の距離。この海岸沿いは歩くだけでも癒やされる。ちなみに、日本三古湯の一つとして知られる白浜温泉で、同ホテルの2階にある露天風呂「眺望の湯 潮風」からも美しい浜が一望できる。

 同ホテルのおすすめプランを2つ厳選して紹介する。その一つが1日1組限定の「海が見えるパンダの部屋」プランだ。アドベンチャーワールドのパンダが人気の白浜、パンダ好きにはたまらない演出が部屋にされている。例えば、客室に記念撮影できるトリックアートがあり、パンダグッズが所々に置かれ、ベッドの上にあるパンダのぬいぐるみは連れて帰ることが出来る。なお、部屋には「かくれパンダ」もあって遊び心いっぱいだ。

 二つ目は人気のリゾート施設「とれとれパーク」内にある「カタタの釣堀」で釣り体験ができる「海上釣り堀体験付き宿泊プラン」だ。このプランで申し込み釣った魚を午後5時までにホテルへ持ち帰れば夕食時に一品として出してくれる。ただし、料理は1人につき1尾のみ、調理法はホテルにお任せとなる。たくさんの釣れた場合は、ホテルで魚を預かってもらえる。調理長の古川さんは「釣った魚がどういうお料理になるのか楽しみにしてほしい」と笑顔で話す。

提供画像:白良浜グランドホテル

■白良荘グランドホテル/和歌山県西牟婁郡白浜町868/電話0739(43)0100
https://www.shiraraso.co.jp/