春の全国交通安全運動が始まった6日、守口市のイオンモール大日1階サニーコートで「守口交通安全市民大会」があった。守口署の高島久弘署長から一日署長を委嘱された俳優でタレントの村井美樹さんが登場し、10年間過ごした守口市の思い出話やクイズなど交えて、参加者らと交通ルールなどを学んだ。運動期間は15日まで。
昨年、大阪府内では交通事故でけがをした人は、歩行者805人に比べ、自転車運転中の事故は約2倍の1529人。多くは出会い頭の事故で、原因は信号無視が多いことなどを署員が説明した。村井さんは自転車で車道と歩道を通行するときの違いや死亡事故の6割が自宅から半径1㌔㍍以内で起こっていることなどのクイズに回答した。
また、死亡原因の多くは頭部の損傷であることから命を守るための自転車用ヘルメットを紹介。村井さんは「自分の命を守るのは自分。交通ルールをしっかり守って」と呼びかけた。