「トー横」「グリ下」に集う若者の犯罪被害防ごう

東西の子ども支援団体がタッグ

 全国の悩んでいる青少年の悩みに対して支援を行っている一般社団法人「ひとりぼっちにさせへんプロジェクト」(大阪市中央区、田村健一代表)と公益社団法人「日本駆け込み寺」(東京都、野将典代表)が2月28日、犯罪の被害者・加害者になることを未然に防ぐために連携協定の締結を交わした。

 ひとりぼっちにさせへんは、大阪のグリコ看板の下に集まる「グリ下キッズ」を、日本駆け込み寺は、トー横に集まる「トー横キッズ」に対する支援や相談をそれぞれ行ってきた。東西で、不登校や居場所を探して家出してきた子どもたちを支援している団体が連携をし、さらなる子どもたちの支援と課題解決を強化していく。