親が高齢になると健康面だけでなく、「実家をどうするのか?」という悩みを持つ人は多い。整理収納を専門とする「アス」の岡本代表に「実家の片づけ」について注意点や実施時のアドバイスを聞いた。
岡本さんは「実家に帰った時、『床に荷物が増えたかも?』と感じたら要注意」と話す。高齢になると色んなことが億劫(おっくう)となり、足元にモノを置いてしまいがちに。この結果、どこに置いたかわからなくなり、同じもの買ったりしてしまうケースもあるという。床にモノが増えるとつまずいて、転ぶという負のスパイラルにもなりやすいのだとか。また、不衛生な環境だと体調不良や認知症リスクも高まる。心当たりがある場合は、周囲の人が早めに気付いてアドバイスをしてあげたい。
加えて、親が亡くなってからの遺品整理はさらに大変になるという。例えば、空き家の状態で業者に依頼した場合、約100平行米(30坪)の戸建で40万円以上、2LDKマンションで20万円以上かかるといった事例は珍しくない。とはいえ、実家の片付けを「自分でやる場合は何カ月かかるのか?」と考えるだけでも「ゾッ」とする話だ。
なお、同社は「実家の片づけがうまくいくポイント」をテーマに1月27日(午前10時半~同11時半)、無料オンラインセミナーを開催する。
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