国内外の大学や大学院、専門学校の学生を対象としたクリエイティブアワード「ISCA(INTERNATIONAL STUDENTS CREATIVE AWARD)2023」の受賞発表上映・展示会が、12月8、9日にグランフロント大阪(大阪市北区)の北館ナレッジキャピタル4Fナレッジシアターで開催された。
同アワードは、未来を担う若手アーティストの発掘、育成を目指したもので、「国内映像コンテンツ部門」「海外映像コンテンツ部門」「デジタルコンテンツ部門」に分かれ、研究者や現役アーティスト、クリエイティブ関連企業の関係者などの著名な審査員によって受賞作品が決まる。2023年度は、国内から61校238作品、海外から78か国619作品の応募があった。
結果発表後は、関西のクリエイティブに関わる多種多様な企業が集い、「UZUUZUな未来を創るのは?」というテーマで、若手人材の育成や現代の課題などについて意見をぶつけ合った。
1日目のイベント終了後にもたれた交流会では、行政・経済団体・大学・企業から38団体と受賞者、審査員合計100人を超える参加者が交流。学生にとっては社会との接点ができ、企業にとっては若い才能と出会える場となった。
2日目は、映像コンテンツ部門の受賞作品の上映会のほか、藤井亮(「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」監督)×宇川直宏スペシャルトークプログラムや、ブレイクダンサーのBboy Shigekix(半井重幸氏)の特別パフォーマンスと、感性を刺激する2日間となった。