大阪府警、ニセ警察詐欺の被害防止へ対策アプリを無償配布

 大阪府警察は、ゲームの企画・開発・運営事業を展開するCygames(東京都渋谷区)と共同で開発した詐欺対策のアプリを11月1日から無償で配布している。

 アプリは2種類あり、警察庁推奨アプリ「詐欺対策 by NTT タウンページ」と「詐欺バスター Lite」。どちらも詐欺電話への対策を呼び掛けるもの。

 アプリはどちらも機能的には同じで、スマホにダウンロードしておくだけで特殊詐欺などの犯行に利用された番号(国際電話番号を含む)の発着信をブロック・警告してくれる。また、警察庁からの特殊詐欺に関する防犯情報も受け取ることが可能。

 アプリのダウンロードは以下の警視庁サイトから可能。https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/apps/

 同取り組みは、民間事業者の最新の技術や独自のノウハウを活用した特殊詐欺などの被害防止に有効なアプリについて、警察庁が一定の基準に適合するアプリを「警察庁推奨アプリ」として認定し、国民に利用を推奨することで特殊詐欺等の被害防止を推進していく警察庁推奨制度の一環。

 警察がアプリを使って詐欺被害を未然に防ぐことに力を入れている理由は、昨今の若者による被害件数の増加が原因。大阪府警察のデータによると、2025年の大阪府内におけるニセ警察詐欺の認知件数は1304件、被害額は約100億6895万円だった。被害者の年代別割合は30代が約20%、20代が約17%を占めており、若い世代への注意喚起も課題となっているのだ。

 アプリに加えてCygamesの人気アクションRPG「GRANBLUE FANTASY: Relink – Endless Ragnarok(グランブルーファンタジー リリンク:エンドレスラグナロク)」を使って、ゲーム内のキャラクターであるビィが「スマホ安心大使」に就任。ポスターやフライヤー、クリアファイル、ポケットティッシュを配布する。フライヤーの裏面では、「スマホ安心大使」に就任したビィが、詐欺電話への対策や、困ったときの相談先も紹介している。

啓発品の1つであるフライヤー。表面(画像左)と裏面(画像右)

 掲示・配布は大阪府内の各警察署や交番、公共施設などでも行う。

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