「日本一」の座をかけて筋肉美や表現力などを競う、日本ボディビル・フィットネス連盟主催の「第72回日本男子ボディビル選手権大会」と「第44回日本女子日本フィジーク選手権」が11日、吹田市の吹田市文化会館(メイシアター)で開かれ、大歓声の中、男子は扇谷開登選手(29)=神奈川県=が2連覇、女子は荻島順子選手(58)=東京都=が4連覇を達成した。
大会には男子36選手、女子45選手が出場。筋肉の量やバランスなどが主な審査基準となる男子は、日本最高峰の競演が展開され、選手がステージに姿を見せるたびに、観客席から声援が飛び交い、その激励にこたえて、選手たちは、〝感謝のポージング〟を披露。観客と選手が一体となった盛り上がりを見せた。
また女子は健康的な美しさをアピールするポージングとフリーポーズで観客の視線をくぎ付け。鍛え抜かれた健康美を強調するポージングのたびに、会場は拍手と歓声に包まれた。
優勝した扇谷選手は「色んな思いがあり、昨年の初優勝より今大会の優勝の方が嬉しい。もっとレベルアップできるよう精進していきたい」と述べ、女子の荻島選手も「世界選手権を目標に体をさらに進化させ、女子の大会を盛り上げていきたい」と、今後の意気込みを語った。
今大会にはIFBB(国際ボディビルディング&フィットネス連盟)のラファエル・サントンハ会長も来場。ステージに登壇し、「スポーツの開催は平和の象徴。選手皆さんの健闘を祈る」とあいさつ。引き続き大会を視察した。

大阪ボディビル・フィットネス連盟の河啓一会長に感謝状
日本トップクラスの選手たちが勢ぞろいした大会の会場となった吹田市文化会館のステージで、主管を務めた大阪ボディビル・フィットネス連盟の河啓一会長(リバー産業社長)にIFBBのサントンハ会長から感謝状が贈られた。
長年にわたりボディビル業界の発展に尽くした功績と、日本選手権の開催に対する取り組みが高く評価されたもので、サントンハ会長は「日本選手権が大阪で、大きな盛り上がりの中、開催できることは、大会運営に奮闘していただいた大阪の皆さんのおかげ」と述べ、河会長に感謝状を贈呈した。
競技に先立って行われた開会式で、河啓一会長は「IFBBのサントンハ会長をお招きし、私たち地元の大阪で日本選手権が開かれることは大変名誉なこと」と謝辞を述べた。
さらに、選手たちに向けて、「私たちが目指しているのは、健康で生き続ける健康寿命と、夢や目標を持ち人生を楽しむ〝幸せ寿命〟。すでに健康寿命を獲得している選手の皆さんには〝幸せ寿命〟を勝ち取れるよう、晴れの舞台で持てる力をフルに発揮してもらいたい」と激励した。

