近大生が自転車店を経営「近チャリプロジェクト」始動 DAIWA CYCLEが協力

 近畿大学と、自転車専門店を運営するDAIWA CYCLE、近大発ベンチャーのやるかやらんかが連携し、近畿大学の学生が実際の自転車店の経営に挑戦する「近チャリプロジェクト」を始動した。

店名発表の様子

 同プロジェクトは、近畿大学の学生が自転車店を出店し、店舗運営を通じて実践的な経営を学ぶ取り組み。接客・販売や自転車の修理、商品・在庫管理に加え、SNS運営やマーケティング、売上・利益管理など、店舗経営に必要な業務を幅広く経験する。

 2027年2月には、近畿大学東大阪キャンパスの西門から近鉄長瀬駅までつながる「近大通り」に新店舗をオープンする予定。店名は「こぐか、こがんか。DAIWA CYCLE近大前店」と発表された。初代店主を務める学生は、2026年11月から店舗研修や開店準備に取り組み、最長1年間店舗を運営する。

 対象は近畿大学の学生。店舗の初期投資や運営費、賃料、人件費などはDAIWA CYCLEが負担し、同社スタッフも運営をサポートする。近畿大学は学生の起業支援、やるかやらんかは学生起業やSNSを活用した発信のノウハウをそれぞれ提供。3者の強みを生かし、学生が実社会で経営を学び、将来の起業や事業展開につなげることを目指す。

 9月24日にはプロジェクトの発表・説明会が、近畿大学発ベンチャー起業支援プログラム(KINCUBA) インキュベーション施設「KINCUBA Basecamp」で行われ、店長を志望する学生が集った。DAIWA CYCLE代表取締役社長の涌本宜央さんと、やるかやらんか代表取締役社長の西奈槻さんとの対談が行われ、西さんは「何をやるか迷う前にまずいったんやってみることが大事」と語った。また、涌本さんは「自分も父からチャンスをもらったからこそDAIWA CYCLEがある。次は自分がチャンスを渡す番」と意気込み、さらに「単に自転車を売るだけではなく、メンテナンスによるリピーター獲得が重要であったり、リサイクルなどの社会課題に関与できる」と同プロジェクトの魅力を語った。

対談後に握手を交わすDAIWA CYCLE涌本社長とやるかやらんか西社長
説明会に参加した学生らと、DAIWA CYCLE涌本社長、やるかやらんか西社長との集合写真
タイトルとURLをコピーしました