東京ではすでに一般化しつつある中古リノベだが、大阪でも近年需要が高まっている。リノベーションの醍醐味は、新築ではできないような、自分の好みやライフスタイルに合わせた「個性的な住空間」を作り出せること。
ユナイテッドアローズ社をはじめとするあらゆる企業とコラボし、独自の住空間をプロデュースするリノベーション会社「グローバルベイス」はその良い事例の一つだ。
家具も含めたトータル空間プロデュース
他業種コラボによってオリジナリティーあふれる中古リノベプランを展開している同社が今回コラボしたのは、大阪でも名高いハンドメイド家具店だ。
ドラマのセット協力も頻繁に行っているオリジナル家具ブランド「INDUSTRIAL BRANCH(インダストリアルブランチ)」と同社が共同で、オーダーリノベーションプラン「MYRENO STYLE OF INDUSTRIAL BRANCH」をスタートする。
以前から、リノベのオーダーを受注する際に「家具に合わせた空間を作りたい」という声が多かったという同社。一方、同ブランドを展開する「TAKAYAMA BROTHERS(タカヤマブラザーズ)」には元来「空間があっての家具」という思いがあった。そんな2社の思いが共鳴し、今回のコラボが実現した。
時間の経過を楽しむ暮らしと、ホテルライクな暮らし
同コラボでは「①Model VINTAGE」「②Model INDUSTRIAL」の2プランを展開。
新築に近い住居を中古でも実現するのがリノベの醍醐味だが、①はあえてエイジングを楽しみ、暮らしの時間を重ねるごとに味が出るような空間作りがコンセプト。「カッコイイ暮らし」を志向する声が最近増えたことを背景に生まれた②は、無機質な素材をベースに実用性の高い家具を組み合わせた非住居的な空間を創出する。
同プランは特に素材感のこだわりが深いが、写真では伝わりにくい部分も多い。実際の素材感や色味、広さの体感などは、実際にモデルルームに行って体験することをおすすめする。
【取材協力】グローバルベイス株式会社/0120(965)517/受付時間10:00~18:30