震災発の宝飾展30年 神戸で89万点集結、海外バイヤーも熱視線

 西日本最大級のジュエリー展「第30回 神戸 国際宝飾展」が5月14~16日の3日間、神戸国際展示場(兵庫県神戸市)で開催される。

 同展は今年で30回目を迎え、480社が出展し、会場には約89万点のジュエリーが集結する業界を代表するイベントで、世界中から注目されている。特に「真珠の街、神戸」を象徴するパール製品や、欧米で需要が急増している「日本の中古ブランド宝飾」を求め、海外からの来場者数は年々増加傾向にあるという。

 また、会場内では、スマートフォンでの「ライブ販売」が繰り広げられるなど、例年以上の熱狂が予想されている。

 同展の歴史は、阪神・淡路大震災が発生した1995年から始まり、「神戸の経済を、宝飾の力で再興させよう」という強い意志のもとに第1回が開催された経緯がある。震災の年に生まれた小さな展示会は、30年の時を経て西日本最大級、そして海外バイヤーも注目する国際展と成長したのだ。

 当初は国内中心だった来場者も、現在では48ヵ国2,000人以上が訪れる国際色豊かな場へと変化しており、さらに今年は、世界的な地金価格の高騰と歴史的な円安を背景に、「日本の中古ブランド宝飾」ニーズが欧米を中心に急増中。欧米からの来場者は増加する見込み。

 また神戸は世界の真珠流通の拠点で、約100社のパール企業が同展示会に集結。⽇本の真珠は海外での評価が極めて⾼く、海外バイヤーによる買い付けが激化している。

 震災で⼤きな打撃を受けた真珠業界だったが、これまで同展を通じて、「KOBE PEARL」のブランドを世界に発信し続け、今⽇では、世界中のトップバイヤーが良質な真珠を求めて集まる、グローバルな「真珠取引の場」へと進化を遂げた。

 業者だけでなく個人でも参加可能。売買は1品から行え、業界参入を検討している人やセミナーなどを通して業階の知識をつけたい人にも有益な内容となっている。来場者数は約1万4,000人を見込む。参加には事前登録が必要。

 詳細は公式Web(https://www.ijt.jp/kobe/ja-jp.html)へ。

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