新曲「流されたって」熱唱、楠木康平が初の神戸ライブ

 1月にデビュー1周年を迎えた〝魅惑の裏声ボイス〟演歌歌手、楠木康平(24)が初めて『KOBE流行歌ライブ』に出演。1月発売の2作目シングル「流されたって」をはじめ、ポップス曲も含めた5曲を披露。終演後のCD即売では「初めて聴いたけど、格好いいね。CD買うわ!」と観客から握手を求められ感激。夜には生まれて初めて、演歌・歌謡曲の舞台としておなじみの道頓堀や宗右衛門町を訪れ大阪ムードを満喫した。  

KOBE流行歌ライブで得意の裏声で観客を魅了する楠木

 演歌・歌謡曲シンガー・ソングライターとして45年のキャリアも持つあらい玉英に5年前から師事し、生まれ故郷の福島・郡山市を後にして上京。2023年日本クラウン新人オーディションの準グランプリとしてプロになって2年目。去年1月「北へひとり旅」でデビューした。この時一緒に準グランプリに就いた里野鈴妹(25)は同期だ。キャッチフレーズが〝魅惑の裏声ボイス〟とあるように2オクターブ半と広い音域を誇る。「元々合唱部で声替わりするまでボーイ・ソプラノだったんです。それが変声期を迎え、高い音を出すのに自然と裏声を使えるように。修行中のアルバイトでコール・センターで電話応対をしたものプラスになりました」と話す。

デビュー時は黒スーツだったが2曲目はブルーを基調にした若さを強調

 新曲「流されたって」はデビュー作よりスケールの大きい歌唱の女唄。詞は不倫っぽいが湿っぽさより力強さが前に出てくる。「この曲はあらい先生がお作りになって歌手はまだ決まっていなかったんです。ボクから〝ぜひに〟とお願いしました」と意思の強さが透ける。カップリング「どうすっぺ」もそうだ。「〝どうすっぺ?〟は、ボクの故郷・福島の方言。曲が出来た時は標準語の〝どうしよう?〟だったんですけど、ボクからお願いして感情がこもりやすい〝どうすっぺ?〟にして頂きました」というからもっと驚く。演歌というと古くさいイメージがあるがどうやら、随分この世界も風通しがよくなっている印象だ。

女性歌手のカバー曲を歌う時は、裏声を巧みに使う楠木

 『KOBE流行歌ライブ』をはじめ、西日本での新曲キャンペーンはデビュー以来念願だった。「日本クラウンの演歌歌手ですからまずCDを買って頂きたい。それが原点で、いろいろな地を訪れては直接CDを手売りしてファンに買って頂く。その時にうかがうお話しがステージのトークにも生きてくるんです」と話し、同ライブの前後はストアライブやキャンペーン回りに精を出した。  色白でやさ男に見えるが、180㌢の長身で気分転換にはボウリングで汗を流す。旅先では「散歩」と称し街歩きする。「東京でも移動はできる限り電車。街の移り変わりが肌で感じられます。時には1駅前で降りて歩いて帰ったりします」と元気一杯。「関西でも電車移動して放送局や新聞、雑誌の取材先まで行ってます。見掛けたら声掛けて下さい」と笑顔で応えた。

楠木康平の新曲「流されたって」のCDジャケット

(畑山 博史)

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