大阪私立中学校高等学校連合会は2月5日、2026年度の府内私立高校入試の出願状況(3日正午現在)を発表した。外部募集を行う全日制91校の志願者数は61124人で、平均倍率は2.53倍で、前年度を0.02㌽下回った。一方、第1志望とする「専願率」は36.65%と3年連続で過去最高を更新。授業料の完全無償化を目前に、有力校を選択する動きがより鮮明になっている。
特に人気コースの集中は激しく、近畿大学附属(Super文理)が18・40倍という突出した高倍率を記録した。このほか、上宮(パワー)が13.43倍、桃山学院(S英数)が12.59倍、四天王寺(文理選抜)が10.00倍に達したほか、常翔啓光学園(特進I類選抜)が7.63倍、常翔学園(スーパー)が7.18倍を記録するなど、知名度の高い有力校での激戦が目立つ。不合格者が他コースへ回る「スライド合格」志向も根強いが、私学を第一志望とする潮流は着実に強まっている。
専願者のみで定員を満たした学校は前年より11校増えて37校に上り、特定校への「二極化」は深刻だ。1次入試は2月10日から、多くの学校で順次実施されている。
【大阪私立高入試】専願率が過去最高36.65% 近大附18倍超、有力校への集中鮮明
