里野鈴妹、新曲「島酒場」イベント開催 先輩・小田井涼平がサプライズ応援

 兵庫県川西市出身でデビュー1周年を迎えた演歌歌手、里野鈴妹(さとの・すずめ)(24)が、実家から一番近い大阪の繁華街にあるヨドバシカメラ梅田店頭で、新曲「島酒場」発売を記念する歌唱キャンペーンを開催。県立川西明峰高の先輩で元男性歌手グループ「純烈」のメンバーだった俳優、小田井涼平(54)が応援に駆け付けて座を盛り上げた。

ファン手作りの応援ウチワを手に鈴妹(手前)に声援を送る小田井

 2人は前日母校で対談。身長188㌢と長身の小田井は高校時代バレーボール部で活躍。幼い時から演歌大好き少女だった鈴妹は「私は高校時代帰宅部だったけど、文化祭で演歌を歌って皆を驚かせたのが一番の思い出」と笑顔。プロ野球スワローズの古田敦也・元監督(60)も同校出身で、鈴妹はラジオなどでも「明峰出身の3大スター」とおどけながら紹介している。

 司会なしのイベントでいきなり登場してファンを驚かせた小田井は「今日は歌わないけど、言うても『純烈』で紅白5回出てるからね」と音楽イベントに登場する正当性をアピール。阪急大阪梅田駅とJR大阪駅をつなぐ歩道橋が見える屋外会場とあって鈴妹が「久しぶりに来た。懐かしい」と大声でマイクで「こ~んにちは~っ!!」と通行人に呼び掛け。親子ほど年齢差がある小田井は「僕が高校生の頃は大阪マルビルが一番高い建物。すごく変わった!」と感慨深げ。

 鈴妹は肩に〝チュン次郎〟と名付けたスズメのぬいぐるみを乗せ登場。語尾などにチュンを付けるチュン語でのトークを売り物にしており、自身の持ち歌だけでなく大好きな氷川きよし「きよしのズンドコ節」を、「鈴妹のチュンドコ節」の替え歌で披露。

肩にスズメのチュン次郎を乗せて熱唱する里野鈴妹

 出演してもらったお礼に、鈴妹は得意の似顔絵で小田井を描きプレゼント。小田井からは「メッチャうまいなぁ。嫁のLiLiCoもちゃんと居てるやん」と大喜び。「こんだけ絵がうまいんやったら、君のチュン語生かして川西市の名物もんカルタ作ったらどう? 注文制作したら赤字の心配ないよ」とアイデア提案。読売テレビ「かんさい情報ネットten.」で月曜レギュラーのコメンテーターをしているだけに斬新な企画で、鈴妹は「ホンマですか? 手伝って下さいね」と目を輝かせた。

鈴妹から似顔絵をプレゼントされ「似てる」と喜ぶ小田井

 今後の目標について鈴妹は「世界中の方々を笑顔に。まず日本中を笑顔に」と掲げると、小田井は「目の前のファン1人1人を大切にしていくことがまず大切だよ」と後輩にさりげなくアドバイス。

里野鈴妹の新作「島酒場」のCD即売会ジャケット

(畑山 博史)

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