地上300㍍で〝こたつ鍋〟 あべのハルカス「かこむ de こたつ」本格始動

夜景×こたつ、空に浮かぶ冬時間

恒例の「かこむ de こたつ」が今年も開催=10月22日、あべのハルカス「ハルカス300」(大阪市天王寺区)、編集部撮影

 「あべのハルカス」(大阪市天王寺区)の展望台「ハルカス300」に、この冬も〝空に浮かぶこたつ〟が登場する。地上約300㍍、58階の「天空庭園」で、10月23日から来年3月29日まで、あたたかいこたつに入りながらおでんや鍋を味わえる「かこむ de こたつ」が開催される。

 「ウチですることをソトでする」。日常のようで非日常体験を楽しめるのがこの企画の魅力だ。2018年の初開催以来、カップルや女子会、家族連れなど幅広い層に人気を集め、今年で8回目となる。

 今年は3つのプランが登場。定番の「極だしおでんセット」(税込2480円/人)のほか、2時間飲み放題付きの「茶美豚&備中高原鶏 選べるスープしゃぶしゃぶ鍋」(5980円/人)や、黒毛和牛を加えたプレミアムプラン(7980円/人)も。鍋のスープは5種類から2つを選べるスタイルで、定番の「極だし」に加え、「コーンポタージュ」や「トマト麻辣湯(マーラータン)」、「パクチー&薬膳」など、ちょっと冒険した味も試すことができる。

大阪の夜景を眼下に鍋を囲む非日常空間。写真はプレミアムしゃぶしゃぶ鍋の4名分=10月22日、あべのハルカス「ハルカス300」(大阪市天王寺区)、編集部撮影

 席は掘りごたつやテーブルこたつの全14卓。各自着用できる「はんてん」の用意もある。実際に体験してみると、屋外吹き抜けの空間ながら、こたつで鍋を囲むことで夜の冷たい空気さえ心地よく感じられた。

 予約はハルカス300(展望台)公式ホームページから可能となっている。

タイトルとURLをコピーしました