
バレーボール「2024-25大同生命SV.LEAGUE WOMEN」でリーグ初代女王となった大阪マーヴェラスが9月25日、大阪ステーションホテル(大阪市北区梅田3-2-2)で2025-26リーグのスタートに向けてオープニングパーティを開催した。
10月11日に「おおきにアリーナ舞洲」で開幕戦を迎える今シーズン。選手たちは女王の誇りを胸に、二連覇への思いを表明した。会場にはチームを激励するため、大阪市経済戦略局スポーツ部長の林欣治氏や西宮市長の石井登志郎氏、大同生命執行役員の長手裕介氏、一般社団法人SVリーグ事務総長の實吉 冬貴(さねよし ふゆたか)氏、大阪府バレーボール協会会長の中村光男氏など、各分野を代表する来賓者が駆け付け、参加者全員が一体となって士気を高めた。
JT大阪支社長の嶋田有里菜氏は「主将の田中選手、新しく副主将に就任した東選手、宮部選手を中心にチームを作り、今シーズンも必ずや皆様のご期待に沿える結果を報告したいと強く思っています。『これがバレーボールだ』『これがエンタテインメントだ』『これが大阪マーヴェラスだ』という試合をたくさんお見せしたい」と、勝利はもちろん、より見ごたえのある試合を約束。続いて「より多くの人にチームを知ってもらい、地域になくてはならない存在になりたい」と抱負を語り、これまで以上の応援を求めた。
選手による決意表明では、リレーのようにマイクを回して今シーズンの意気込みを発表した。田中瑞稀選手による「連覇を目指して、メンバーの豊かな個性を存分に発揮できるよう頑張っていきたい」というメッセージを皮切りに、マイクリレーがスタート。「今年は新しいチームなので、昨シーズンとは違ったカラーを出しつつ自分たちで勝利をつかみ取っていく」と話す目黒優佳選手や、「声がかわいいセッターと覚えてください」と笑いを誘った東美奈選手など次々とメッセージをつなぎ、林琴奈選手が「新たなメンバーによる、より進化したマーヴェラスをお見せし、今シーズンも優勝できるように全員で頑張りたい」と結んだ。いきなりマイクを渡されて動揺するシーンなど、普段見られない一面も注目を集めた。
最後に、昨年から引き続きチームの指揮を執る酒井大祐監督が「今年は身体面でもスキルの面でも新しいチャレンジを増やしてきました。今シーズンも最高の景色を見るために、守ることよりも、攻めることを大切にしていきます。攻めの気持ちを自分から出して、チームに浸透させていきたい」と締めくくった。

今年、オポジットのアライザ ジェイ・ソロモン選手とミドルブロッカーのサマンサ・フランシス選手を加え、東選手と宮部選手が副主将を務める新体制でリーグに挑む新生大阪マーヴェラス。どのような熱戦が繰り広げられるのか。最後まで目が離せない。