大川や東横堀川の船着き場を舞台に、水辺の風情を楽しむ「水都大阪ウイーク 涼み舟2025」がこのほど行われ、納涼酒場や光の演出、船上イベントなど多彩な企画が繰り広げられた。
目玉は「EXPO酒場 八軒家浜店」と「本町橋 かっぱの住処」。普段は乗船客しか入れない桟橋が酒場に変わり、川風に吹かれながら食事や酒を楽しむ人でにぎわった。両会場を結ぶクルーズ船も運航し、噴水ショーやプロジェクションマッピングが夜の水面を彩った。9月26、27日にも再び2会場で開かれる予定だ。
本町橋周辺はかつて「曲り淵」と呼ばれ、親が子に「かっぱが出るぞ」と言い聞かせた物語が伝わる。今回の〝かっぱの住処〟は遊び心で現代に重ね合わせた。
また、中之島東端に「光の三十石船」を出現させ、八軒家浜を光で彩る「中之島EAST 水辺の散歩道」は来年1月31日まで続く。市内各地を巡る「水都大阪かるたデジタルスタンプラリー」は9月28日まで実施中で、中之島公園では27、28日に「水辺のぱん&スイーツまつり」も開かれる。
