シルバー世代の団結力、ゾンビも乱入!? 門真〝健根(けんこん)〟体操

第7回ふるさと門真まつりで「健根体操」を披露する中東俊子さん(写真左)

 門真市の旧第六中学校運動広場や門真市立総合体育館などで8月9日、「第7回ふるさと門真まつり」(同実行委員会主催)が盛大に開かれた。

 演目の一つとして披露されたのが、門真市シルバー人材センター会員らによる健康体操、その名も「健根(けんこん)~taiso&ukiukidance~」だ。地域の特産品・門真れんこんにちなんだ振り付けが盛り込まれた楽しい体操で、途中から同センター名物の「シルバーゾンビ」が乱入。怖がる子どももいたが、ゾンビが一緒に体操を始めると会場は笑いに包まれた。
 昼、夕方、夜の3回公演の合間には、会員が集まって振り付けを入念に確認する姿も見られ、その熱心さと団結力の強さが伺えた。

 体操に参加した同センター会員の中東俊子さんは「今年の2月から練習を始め、何度も披露してきたので全く緊張しませんでした」と満足げ。「9月14日には大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンでの公演が決まっており、すごく楽しみ。同じメンバーに中国語や英語を喋れる人もいて、〝宿泊費と滞在費さえ出してもらえれば世界中どこにでも行けるね!〟とみんなで話しているんです」と笑顔を見せた。

「シルバーゾンビ」も輪になって体操を行った

 どこまでも元気な中東さんに人生を楽しむ秘訣を尋ねると「シルバーの元気なみんなに共通しているのは、よく寝てよく食べること。あと、くよくよしないこと! 悩む時もありますが、振り返ると大したことないことがほとんど。前向きに生きるのが肝心です」と話していた。