
ミシュラン経験を持つ料理人やホテル・ブライダル業界出身の経営陣を中心に、全国へ多角的に飲食業態を展開している「一石三鳥グループ」が8月18日、JR大阪駅直結の飲食ゾーン「バルチカ03」に「産直鮨 一石三鳥」をオープンした。
コロナ前から東京を中心に「寿司バブル」という言葉が広がり、人気店の価格高騰が珍しくない現在。同グループは、仲卸業に参入することで全国約150の漁港と提携し、おいしさと鮮度を兼ね備えた魚介類を大量に仕入れ、セントラルキッチンを完備することで、仕入れ値を抑えることに成功。高いクオリティの寿司を納得の価格で楽めるよう、〝健全な価格破壊〟を目指すという。
メニューにも工夫し、飲食店が約50店集まる飲食ゾーン「バルチカ03」にあることから、コースはもちろん、はしご酒も楽しめるよう、一品料理や寿司1貫からアラカルトでオーダーできるよう配慮されているのがうれしい。
店内は、古木の梁を使った内装が落ち着いた雰囲気を演出。職人を囲むようにカウンター席を配置し、目の前で繰り広げられる匠の手仕事を見ながら料理を味わえる。駅直結でありながら、ゆったりとしたぜいたくな時間を過ごすことができそうだ。

■産直鮨 一石三鳥/大阪市北区梅田3-2-123 イノゲート大阪 バルチカ03 5階/電話06(6485)8234