高校生が開発した「秋てんこ盛り御膳」9月発売へ 太成学院大高とカネ美食品が共同企画

参加した生徒ら約40人をはじめ、教員やカネ美食品スタッフらと最終審査、試食会が行われた

 大東市の太成学院大学高等学校・普通科製菓パティスリーコースの2、3年生が、惣菜店舗などを展開するカネ美食品(本社・名古屋市)と共同で、秋の味覚を詰め込んだ弁当を開発した。

 「秋てんこ盛り御膳」は、3種のご飯(五目おこわ・お赤飯・枝豆ご飯)に、鮭の西京焼きやかぼちゃコロッケ、秋野菜のあんかけなどを彩り豊かに詰め込んだ、秋の味覚が堪能できる内容となっている。販売は、9月4日から10月1日まで、eashion阪神梅田店(大阪市北区)、eashionあべのハルカス近鉄店(大阪市阿倍野区)で期間限定で行われる。ただし、阪神梅田店は、阪神タイガースが優勝した場合、優勝の次の日から1週間は販売休止となる。

 この取り組みは産学連携の一環で、全3回の授業を通じて商品企画やレシピ作成、プレゼンテーション、試食審査を実施。生徒たちは「価格や彩り、購買層を意識した商品開発を学べた」と話している。

手前から、「おかずを楽しむ秋の味覚弁当」「2種ソースで楽しむ鮭のムニエル&栗おこわ御膳」「秋のてんこ盛り弁当」