訪阪外国人が最多更新 

今年上半期 大阪観光局が発表

 大阪観光局は7月29日、今年1~6月に大阪府を訪れた外国人観光客が推計847万6000人に達したと発表した。前年同期の668万9000人を大きく上回り、上半期として過去最多を更新した。
 国・地域別では中国が最多の251万9000人で前年比57%増。韓国146万7000人、台湾82万7000人、米国71万4000人と続いた。万博開催や査証緩和、円安などを背景に、初めて日本を訪れる外国人の増加が顕著という。
 観光局は今後、ゴミ問題やスーツケース放置などの対応強化も図る。溝畑宏理事長は「インバウンド2000万人、消費額5兆円の目標に向け、機動的に対応していきたい」と述べた。

多くの訪日外国人でにぎわう大阪・道頓堀の戎橋