２月２３日オンライン、参加無料
「ウチの子、なんでこんなに落ち着きがないんだろう」「ほかの子と比べて少し発達に遅れがあるかも」と悩みを持つ保護者に知ってほしい児童発達支援事業所が昨年、南森町にオープンした。「ステラ幼児教室」は、自閉症スペクトラムや学習障害、ＡＤＨＤなどの発達障害や発達の遅れが気になる未就学児が対象。
同教室の大きな特徴は、科学的方法論を用いた療育だ。人間の行動の「法則」を明らかにし、社会の中での困った行動を解決する学問・ＡＢＡ（応用行動分析学）を取り入れている。さらに、子どもの発達段階や特性に合わせた「完全オーダーメードのカリキュラム」を作成し、マンツーマン（１コマ５０分）で授業を展開していることも保護者から支持されている。
同教室に通うＳ君（４歳）は、切り替えが苦手で、気に入らないことがあると物を投げる癖があり、保育園でも度々トラブルになっていた。同教室でブロック遊びや製作活動、絵本や文章プリントからの状況把握などの療育を行うと、物を投げることはなくなり、複数人と一緒に遊べるようになったという。
同教室では２月２３日午前１０時～、オンラインセミナー「言語聴覚士が教えるお子さんの言葉を増やすコツ」を開催する。同教室の教務主任(言語聴覚士)が未就学児の言葉を増やす関わり方について解説する。参加無料。オンラインセミナーの詳細、申し込みはURL（https://www.stella-edu.com/info/seminar_250223/）へ。
講師・名倉知里さんプロフィル
病院やクリニックで、小児対象の発達検査・構音検査・聴力検査を行い、検査結果をもとにした言語訓練の実施経験あり。機能性構音障害・器質性構音障害・聴覚障害・発達障害のお子さんの訓練を担当。現在は、ステラ幼児教室の教務主任として勤務。一般社団法人子どもの発達科学研究所「こころの発達アテンダント」認定講師。
■ステラ幼児教室 南森町校／大阪市北区天神橋３―７―７ 玉屋ビル４階／電話０６（６５８５）０８１５／１０：００～１８：００／日曜休／対象：０～６歳（未就学児）