「働いていてめっちゃ楽しい」という女性職人が打った十割蕎麦(そば)を食べられる「美々卯 megumi」が10月17日、大阪市中央区平野町にオープンした。
同店はうどんすきの名店「美々卯」が運営。店名は〝女組〟や〝恵〟に由来。時短勤務で働く〝お母さん職人〟をリーダーに、蕎麦打ちが好きな女性社員6人を起用し、平日のランチタイムのみ営業している。手打ちをする料理人が4人、接客担当が2人で、このうち4人が時短で働いており、女性の社会進出や働きやすい職場を実現している。
料理は蕎麦のみ。自家製粉場で玄蕎麦(げんそば)を石臼で挽き、手打ちにした十割蕎麦を提供。店内は箱庭の緑が落ち着いた空間を演出している。
同店は「美々卯」のサブブランドという立ち位置。同社はうどんのイメージが強いが、発祥時は蕎麦が売りだった。店舗は、「megumiを通じ原点回帰で蕎麦もおいしいことを知ってもらいたい」という。
■美々卯 megumi/大阪市中央区平野町4-6-18 御霊神社西裏/電話06(6231)5770