大阪IR、事業者が「解除権」放棄へ 2030年秋開業ほぼ確実

 大阪・夢洲で開業予定の統合型リゾート(IR)について、事業者が違約金なしで撤退できる「解除権」を放棄する方針を固めたことが明らかになった。これにより、2030年秋頃の開業がほぼ確実となる。

 大阪府と市が開業を目指すIRをめぐっては、昨年9月に府市とIR事業者との間で実施協定書などが調印されており、協定書の中に「解除権」の条項が盛り込まれていた。