シティ信金が盛り上げ一役 「天神講獅子」や「天神天満花娘」が来店

職員が浴衣と法被で出迎え

 「天神祭」を盛り上げようと大阪シティ信用金庫は、大阪市中央区の本店ロビーで浴衣と法被での接客や、お迎え人形の展示を行っている。同接客は25日まで、展示は31日まで。

笑顔で接客する入社3年目の岸実佑さん

 お迎え人形は、祭りの成功と地域住民の無病息災を祈願するもの。本店ロビーに並んだのは、大阪天満宮から借りた高さ10センチ程度のレプリカ16体で、涼やかな音色を奏でる風鈴の下に飾られている。

16体のお迎え人形を展示

 また24日には、天神祭を盛り上げる獅子舞を伝承する講社「天神講」や、紅白の梅をあしらった華やかな正装姿の「天神天満花娘」が来店。同店のロビーで獅子舞が勇壮な演舞を披露した後、天神天満花娘が平安を祈願し、口上を披露した。

 同信金は1989年から長年にわたり天神祭に協賛。本店営業部の今井正部長は「天神祭は地域の皆さまにとって非常に大切な行事。この大切な伝統と文化の伝承の一助になればという思いで協力させていただいている。天神祭の一端をここでも感じていただけたら」と思いを述べた。

天神天満花娘と同金庫の髙橋和史理事長(左から5番目)