資本主義から『文化主義』へ 大変動期の生き方を提言 極意論スペシャル「2024能登半島地震復興支援」

大倉源次郎氏(左)をゲストに招いて開かれた「五島秀一 経営セミナー極意論スペシャル2024」

 経営セミナー「第85回 極意論スペシャル2024能登半島地震復興支援企画『変わりつつ、日本は進化する』」(極意論事務局主催)が5月17日、中央区大手前の大阪歴史博物館で公益社団法人能楽協会副理事長、大倉源次郎氏(人間国宝)を特別ゲストに招いて開かれ、参加者らは、日本の未来への新たな視点を学んだ。

 当日は、物理学者・極意論講師、五島秀一氏がテーマ「日本の底力を見出だそう!」、人間国宝、大倉源次郎氏がテーマ「小鼓から紐(ひも)解く能楽の世界」でそれぞれ講演。続いて「頑張れニッポン!」をテーマにした対談で両氏は、「日本復活とは、日本人が自信を取り戻し、未来を創り出すこと」「資本主義から『文化主義』へと移り変わる大変動期の生き方を」と熱っぽく語った。今回のセミナーでは、能登半島地震復興支援のために収益と募金から寄付した。

 参加者は「(大倉源次郎氏が奏でる)小鼓の音色は、私たちの魂に響き、日本が進むべき道を示してくれるようでした」と話した。