新作メニューが登場すれば、すぐに取材に駆けつけるほどホテルビュッフェやアフヌンには目がない記者。数ある中で「これは!!!」と感じたオススメを読者に紹介しちゃいます。
このクオリティーで3000円台はもはや神!!
クロスホテル大阪(心斎橋)
4月からランチビュッフェの内容をリニューアルした「クロスホテル大阪」の「TERRACE & DINING ZERO」。特徴は3000円台なのに、そのメニューの豊富さ。しかも平日は制限時間無し。〝量〟も〝質〟もどちらも外せない食いしん坊な編集部と営業部の記者2人で取材に行ってきた。
店内に入ると吹き抜けの天井から自然光が降り注ぎ、テラスではシンボルツリーの「オリーブの木」がお出迎え。騒がしい都会の喧騒を忘れてしまうような空間に「あ~、癒やされるわ~」と家事に追われる主婦であり子育てに忙しいママでもある2人はバタバタと過ぎる慌ただしい生活から少し解放された気分に浸る。
早速、本日のお目当てランチビュッフェをいただくことに。ランチは2通りあり「選べる!PASTA」は3種類のパスタから、「選べる!MAIN」は4つのメイン料理から選択できる。それぞれ前菜、本日のスープ、サラダ、パン、デザート、ソフトドリンクが取り放題。「すごい! このボリューム!!」と前のめりに営業部記者がビュッフェコーナーへと急ぐ。一面大理石の店内においしそうな料理がズラリと並ぶ。ソフトドリンクコーナーでは、大阪のソウルジュース「ミックスジュース」が目を引いた。
お皿に前菜をのせられるだけのせて席に戻れば、頼んでおいた「牛フィレ肉のグリル マルサラソース(+550円)」と「春豆とベーコンのスパゲティーニ春豆のスープ仕立て」がテーブルの上に。メインのお肉はとても柔らかく、かむほどに味わい深い。周りを彩る野菜もまるで絵画のようで見た目も◎ 「ちょっとぜいたく?」と思ったが追加料金を払う価値あり。パスタは春豆の緑が美しく、ソースの豆と貝のピューレが麺とマッチ。季節感たっぷりで心が踊る。
今回は選ばなかったが、「鯛の香草バタームニエル仕立て」は料理長の早田一人さんイチオシ。タイは同ホテルが取り組むサステナブル・シーフード(環境に配慮した漁業や養殖業で生産されるシーフード)を使用しているんだとか。
次はお待ちかね!のスイーツタイム。デザートコーナーには「ブランマンジェ」「抹茶タルト」「フレンチトースト」などなどかわいい小瓶に詰められたスイーツがスタンバイ。ここまで本格的で豊富にそろっているなんて驚き。お腹いっぱいのはずの2人だが、しっかり全種制覇! どれも食べやすいサイズでペロリと完食してしまった。
「敷居が高くなくカジュアルな雰囲気なので、普段のランチなどお近くに来られた際にはぜひお立ち寄り下さい」とマーケティング課の中村有里さん。
最近のビュッフェは6000円台が相場なのに、このクオリティーで3000円台はすごい! これならパパも許してくれそうだから、ママ友たちとのランチ会で利用しようと、さっそく予定を確認したのでした。
「スプリングランチ」は5月31日まで。時間は11時30分~15時(ラストオーダー14時)で、3300円~。
【場所】大阪市中央区心斎橋筋2-5-15/tel.06-6213-8281(レストラン予約)
【提供時間】11時半~15時(L.O.14時半)、平日は時間制限なし、土日祝は90分制
【料金】3300円(4~6歳1100円、3歳以下無料)
【期間】~5月31日まで
TERRACE & DINING ZEROHOUSE(ローカルハウス)」
だしがテーマなんて斬新すぎませんか!!
OMO7大阪 by 星野リゾート (新今宮)
〝大阪のだし文化〟を食体験できる「アフターヌーンだし」がOMO7大阪by星野リゾートで開催中。「だし」と「スイーツ」の組み合わせは一体どんな味? ワクワクしながら体験に行ってきた。
〝だしソムリエ〟の資格を持つスタッフが最初に用意してくれるのは、ハンドドリップでフワフワのかつお節に熱々の昆布だしを注ぎ込んだ「だし」ドリンク。
かつお節と昆布の「スタンダードだし」、そのだしにオレンジやほうれん草などを加えた「特製おだし」、最後に自分で好きな食材を選ぶ「オリジナルだし」の3種類。食前酒のような感覚でまずは「特製おだし」を少し口に含んでみた。洋風な要素がプラスされ、まるでスープのような味わい。「だしだけで、こんなにも濃い味が楽しめるんだ~」と記者もびっくり。
いよいよアフタヌーンティーでお馴染みの3段スタンドが登場。10種類のスイーツやセイボリー(塩味のある食べ物)がかわいらしくセットされている。
なかでも記者が気に入ったのは「リオレのだし茶漬け風」。お米をミルクで炊いたリオレに、ミックスジュース味のソースにオレンジやレモンの「だし」を加えたオリジナルソースをかけて食べるという、何とも斬新なスイーツ。トッピングされたモモやミカンは甘さを引き立たせるためにバーナーで炙っていて、周囲を彩る4つの小皿にはチョコ、あられ、ポン菓子、乾燥したエディブルフラワーと〝味変〟を楽しめるように。最後まで飽きさせない工夫がすごい。
いずれの料理やスイーツも昆布やかつお節のほかに、イチゴやスパイス、コーヒー豆などから抽出した「だし」を使っているそうで、どれも手が込んでいる。
これまで経験したことのない味の発見や、改めて「だし」の魅力に気づき、意外とマッチする組み合わせが楽しめた。「アフタヌーンだし」は5月31日までの開催。料金は6500円で1日6組限定(1組4人まで)。
【場所】大阪市浪速区恵美須西3-16-30
【期間】5月31日まで
【時間】13時~16時
【料金】6500円 ※1日6組(1組4名まで)
バラ園巡って、アフヌンもバラづくし
voco大阪セントラルホテル(靱公園)
バラ園でも有名な靱公園と中之島公園の間にある「voco大阪セントラル」が〝バラづくし〟のアフヌン「ローズガーデン」を5月18日から開催。
鳥かごのようなかわいい3段のスタンドに、バラ尽くしのスイーツ7種とセイボリー4種が華々しく盛りつけられる。つややかな赤色が目をひく「バラ香るライチムース」や、ネギみそクリームチーズを詰めてバラの花のように生ハムをのせたタルトが推し。バラ色な優雅な1日をどうぞ。
【場所】大阪市西区京町堀1-7-1/tel.06-6445-1100(レストラン予約)
【提供時間】13時~16時半(最終入店)
【料金】6000円(各日限定20セット)
【期間】5月18日~6月30日の土曜・日曜限定
カフェ&バー「LOKAL HOUSE(ローカルハウス)」
ティーラバーにうれし過ぎる!!
メルキュール 大阪なんば (心斎橋)
心斎橋エリアにある「メルキュール 大阪なんば」の「CENTREM」で〝いちごとフラワーガーデン〟のアフタヌーンティーを開催中。〝国産いちご2種の食べ比べ〟や〝いちごとピスタチオのタルト〟〝フランボワーズソースが添えてあるいちごのクレープ〟など「いちご」が思いっきり楽しめる内容。
なかでもドイツのロンネフェルト社の高級紅茶12種類がおかわり自由と、ティーラバーにとってはうれし過ぎる。ちなみに6月のアフタヌーンティーは「メロン」。今から待ちきれない!
「まだまだイチゴ🍓楽しんじゃうぜ~
【場所】大阪市中央区西心斎橋2-2-4/tel.06ー6224ー0114
【時間】14時~17時(L.O16時半)※2時間制
【料金】5500円
【期間】5月31日まで
メインダイニングCENTRE M(サントル エム)」
乙女心くすぐるパステルカラー
グランヴィア大阪 (JR大阪駅)
ホテルグランヴィア大阪の「アフタヌーンティティセット NEO~カクテルスイーツ~」はカクテルの世界観をスイーツで表現。ノンアルコールカクテルをイメージしたまあるいパステルカラーのムースやカシスとシャンパンの大人パフェが登場。セイボリーにはフレンチシェフ考案の冷製オードブルやバーニャカウダも。
「かわゆす💖」
【場所】大阪市北区梅田3-1-1/tel.06-6347-1402
【時間】11時~16時
【料金】6000円
【期間】6月30日まで
1階「ティーラウンジ」※要予約(3日前まで)