言いづらい本音、ハンコで代弁します

 下請け企業の言いづらい本音を遠回しに表現し、「買いたたき」や「理不尽な返品」など、発注側が優越的な地位を利用して受注側に不当な要求をする「下請けいじめ」に〝判抗〟するハンコ「言いづら印」が、岡田商会(淀川区西中島6-2-3-217)から販売された。

 企画監修は働き方改革総合研究所の新田龍さん。商品は同社オンラインショップ「TYPO」で購入できる。

 「言いづら印」は、「下請けいじめ」の問題や下請法について知って欲しいという思いから企画されたハンコだ。下請け企業が言いづらい本音を、ハンコならではの読みづらい書体(印相体)で遠回しに表現している。社判の代わりに請求書などに押すことで、「言いづらいんですが…」というニュアンスも含めて、言えない本音を遠回しに伝えることができる商品だ。

 「言いづら印」のデザインは全11種類。下請法で定められている、親事業者の禁止行為11項目に対応した文言から選べる。

 このほか、電子文書でのデジタルデータ版や、LINEスタンプ版も用意されている。

■岡田商会 印鑑はんこSHOPハンコズ/電話06(6305)6670
https://typo.shop-pro.jp/?mode=f7