鹿肉などのジビエやあん肝など、多彩な食材を手作りのソースで堪能

あん肝のミルフィーユ

 港区の緑豊かな八幡屋公園を望む大阪メトロ「朝潮橋」駅近くに、イタリアンレストラン「dUe(ドゥエ)」が昨年11月、移転オープンした。

 店内のオープンキッチンの周りには幅のあるカウンターが据えられ、テーブル席は隣の卓との間隔を広く設けてあるので、ゆったりとした空間でまわりが気にならず、シェフが一皿一皿を調理するところを眺めながら料理が楽しめる。店内を流れるクラシックのBGMは大切な人との会話を邪魔しない控えめな音量で落ち着いた雰囲気。

 料理は、シェフのおまかせコースとアラカルトを楽しめる。手作りのアンチョビと香草のソースの「サルサヴェルデ」や、鹿児島県産希少豚の背脂を塩と香草で3ヵ月熟成させて薫製にした「ラルド」を調味料として贅沢に使用している。丁寧に下ごしらえした鹿肉などのジビエやあん肝など、多彩な食材を使い手作りのソースや調味料で仕上げて提供してくれる。

 来店客は「シェフの手さばきに目を奪われつつ、胃袋をつかまれる大人の隠れ家的イタリアンレストランですね」と楽しんでいた。

手作りラルドをスライスし添えたノルウェーサーモンのポワレ
本州鹿のミニステーキ
リーフサラダは大阪和泉産の一番葉のみを使用

■dUe(ドゥエ)/大阪市港区港晴3−1−1フクモトパークビュー1階/電話070(4578)8772