はじめまして。大阪市旭区千林大宮で鍼灸接骨院を運営している鍼灸師の塩川と申します。本年より2カ月に一度、美容健康に関するコラムを連載することとなりました。みなさんよろしくお願いいたします。
塩川 徹 しおかわ鍼灸接骨治療院院長。明治東洋医学院専門学校鍼灸科・柔道整復科卒業。大阪鶴橋の鍼灸整骨院・三国の有名整形外科で経験を積み、2003年、生まれ育った旭区千林大宮に鍼灸整骨院を開院。ラジオ関西の番組に3年間レギュラー出演歴あり。休診日は陸上大会や空手の大会での救護活動などスポーツの現場での活動にも力を入れている。
しおかわ鍼灸接骨治療院
大阪市旭区大宮2-26-16―1F
第1回目は「たるみと内臓の位置の関係」について紹介します。
当院に美容鍼に訪れる方の一番多いお悩みが「たるみ」です。
YouTubeなどでいろいろな「たるみ解消エクササイズ」が紹介されていますが、ほとんどがお顔や頭部に対する方法ばかりです。
ところが、お顔のたるみには「内臓の位置」が深く関係しています。
〝ん??〟と思われたかもしれませんが、人体発生学的にみると、頭部の骨は背骨から発生し、あごの骨だけは内臓由来なのです。
簡単にいうと、あごの骨は内臓が細胞分裂を繰り返して出来上がったので、大人になってもあごの骨は内臓と膜で繋がっています。
胃下垂など内臓の位置が下に下がると、その力は体内の膜を通してあごの骨を下に引っ張ります。これがたるみの1つの原因です。
最近、あご周りのたるみが気になってきた、なんかお顔の下半分が長くなってきたような気がする場合は内臓が下がっているのかもしれません。
仕事内容の変化による運動量の低下などにより、現代人は内臓を支える腹筋や骨盤底筋群の筋力が低下し、胃をはじめ内臓が下がっている人はとても多いのです。
頭やお顔にいくらリフトアップのエクササイズをしても、あごの骨が内臓によって下から引っ張られていては、しっかりとお顔が引きあがらないのはお分かりだと思います。
では、どうすれば内臓を上に上げることができるのか?
私が得意とする内臓マニュピレーション(整体)の中から、ご自宅でできる簡単な方法をYouTubeにアップしておきましたので、気になった方は是非ご覧ください。
意外と知られていない人体の事についてどんどんと紹介してゆきたいと思いますので、次回もお楽しみに!
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