京阪百貨店守口店にある直営の冷凍食品売り場「ゴエフ」が9月で1周年を迎え、28日から「青森県フェア」を開催する。期間は10月11日まで。
30日には1年前のオープンイベントにも出演した〝冷凍王子〟こと冷凍生活アドバイザーの西川剛史さんを招いたイベントを行うほか、同日と10月1日には青森県七戸町で県産農産物などを使った冷凍食品を製造するロコ・シキが来店。試食などを通じ青森の食材を紹介する。また、期間中は京阪沿線の地元店である「茶味」「あんだぁ亭」「萱島珈琲」の試食や試飲も予定している。
「ゴエフ」はコロナ禍で外食を避ける消費者が増えた時期に、家庭の食卓を楽しんでもらおうと鮮度をそのまま冷凍保存した全国の食材を提供したのがはじまり。しかし、コロナが落ち着き、ぜいたくな〝家食〟需要が減ってきたため、商品構成を時流に合わせて変化。料理の時短ニーズに応えるカット野菜の充実や、ムール貝やビーツなど半調理した食材を充実させてきた。
「スーパーにムール貝が売っていても自分でボイルするのは面倒。ボイル後に冷凍した商品なら解凍して味つけするだけだし、買った日に無理に食べる必要もない」と同店の徳平実唯マネージャー。このほか、湯煎や電子レンジで温めるだけの時短メニューもそろう。