大丸心斎橋店(大阪市中央区)では、大阪産さつまいも「夢シルク」の魅力を味わう「OIMOSANフェスタ」を9月16日から10月13日まで開催し、各階食品フロア約20ブランドによるコラボメニューを期間限定で展開する。

これに先立ち、メディア向け試食会が開催され、12種類の夢シルクを使ったスイーツや料理の試食が行われた。




さつまいもに焦点を当てたのは、同社が心斎橋に開業した約300年前と、さつまいもが全国に広く普及した時期が重なることがきっかけ。ともに時代を歩んできた秋の味覚への感謝を込め、大阪で育まれてきたさつまいもの魅力を発信する。取り組みを通じて、大阪ならではの食文化の魅力を全国に届け、新たな地域の価値創出につなげることを目指している。
コラボメニューに使用している夢シルクは、濃厚な甘みと絹のような滑らかな舌触りが特徴で、大阪府が推進する大阪産(もん)認定を受けているほか、栽培するオオサカポテトは「大阪をさつまいもの産地へ」という目標を掲げ、夢シルクの特産品化を進めているという、多くの人の思いが乗ったさつまいもなのだ。

オオサカポテトはシルクスイーツを品種改良し、滑らかで濃厚な甘さを持つ夢シルクを産み出した。さつまいもを栽培しない時期にひまわりを植え、それが枯れた後は養分として土に戻す緑肥といわれるやり方を採用して、柔らかく、甘みのあるさつまいもに育てた。収穫後も熟成させて個体別で味のばらつきがでないように工夫されているという。
ちなみにオオサカポテトは、耕作放棄地を借り受けて、夢シルクを栽培し、収穫時期には子どもたちを招いた収穫体験などを通して地域に還元する活動も行っている。地元で生産し、地元で消費することで、無駄な経費を削減し、新規就労者の支援にもなる一石二鳥の取り組みなのだ。
同フェスタは、地下1階の店舗から定番のお芋スイーツや新商品が登場。チーズケーキで有名な「りくろーおじさんの店」が用意したのは、チーズを使っていない夢いも子というタルトパイ。

同社オリジナルの商品で、さつまいもの旨味を生かすためにあえてチーズを使用しなかったというだけあって、さつまいもの甘みを存分に楽しめる。同商品は大丸心斎橋店だけの限定販売のため、同チェーンの他店舗では購入できない。
「HONEY with TEA &」が提供するのは、夢シルク 焼き芋カップフィナンシェ。

非常に上品なフィナンシェに仕上がっていていくつでも食べられそう。中にスイートポテトのクリームが詰め込まれており、フィナンシェとしては意外性を感じる。オリーブオイルで味変させるとおいしさがアップするという。
まさに「さつまいものスイーツ」という色合いなのは、「ポール・ボキューズ」の夢シルクのスイートロール。

生地に洋酒が染み込ませてあるのか、かなりしっとりまろやかな仕上がりで、大人のスイーツだ。
試食会ではなく実際の店舗で試食した伊藤園 練のお芋とほうじ茶のプティパフェは、カップの中に夢シルクペースト、紫芋の羊羹、ほうじ茶ジェラートと夢シルクジェラート、玄米フレークなどが、これでもかというくらいに詰まっていて、食べ応えあり。

伊藤園ではこのほかにもほうじ茶フラッペや、すいーとぽてとラテなどを順次時期をずらして提供する。
食事に関しては、5・7・10階のレストランや喫茶から、百貨店の大食堂の代表メニューであるお子さまランチを大人仕立てにした「おとな様ランチ」が登場する。
銀シャリげこ亭の秋のおとな様ランチは、鮭フライの夢シルクタルタルがメイン。

濃厚な甘みのあるタルタルソースが鮭フライとぴったりマッチするこの季節に食べたい一品。
同フェスタの開催期間中、「御堂筋チャレンジ2026 オイモサンマルシェ」というイベントが10月10から12日の3日間で同時開催され、大丸心斎橋店は店舗前の歩道に約2.6メートルの巨大オイモサンオブジェを設置したり、キッチンカーを並べたりする。キッチンカーでは、大阪ポテトの芋けんぴや日本ハムのさつまいもドッグ、さつまいもの量り売りなどと、オイモに合うスタウトビールなどが販売される。また、オイモカプセルを引くオイモサンくじも登場する。
