「放課後等デイサービス(放デイ)」とは、児童福祉法に基づき、学校に就学している障がい児に対し、個別や集団プログラムを通じて日常生活での動作の習得や集団生活への適応に向けた支援をおこなう障がい福祉サービスの一つだ。
子ども自身のできることを増やし、自立を促したり、自分の居場所を増やしたりすることで、より充実した日々を送ることを目指し、学校の教育だけでなく、放課後等にも支援を継続して受けられることを目的としている。
大阪市城東区にある「Do-Step(ドゥーステップ)」は、遊びの要素をたっぷり取り入れた運動療育に特化した放課後等デイサービス。なわとび、マット運動、鉄棒、ボールなどを使って筋肉や体幹のトレーニングを行っている。例えば、ボールの投げ方やジャンプの仕方も、やり方を覚えれば週に1回の運動でも運動能力が上がる子どもが多いという。
インストラクターの〝KEN(けん)〟さんは「ほとんどの子どもは運動が苦手ではなく、機会がないだけ。まずは楽しむことから始めてほしい」と話す。「こども運動教室」「ダイエットエクササイズ」など各教室で20年以上、幅広く活躍する名物指導員だ。ルールや体の上手な使い方など、楽しみながら会得できる独自の運動カリキュラムが人気だ。さらに半年に1回の〝運動テスト〟を通じて、達成感や自信を持たせ、次のステップへと成長を促す独自のプログラムを実践している。
■放課後等デイサービス Do-Step(ドゥーステップ)/大阪市城東区今福東1丁目9-16 今福センタービル2階/電話06(6932)0477