
10月1日にナショナルデーを迎えるポーランドパビリオンでは、連日多数のイベントが開催されている。
一番人気はショパンリサイタル。パビリオン内にある小さなオウディトリアムで、ピアニストがショパンの曲を演奏してくれる。50人ほどしか入れない部屋で、目の前に置かれたグランドピアノから奏でられる演奏は見応え、聴き応え抜群だ。

最後の鍵盤から弾き出される音の余韻を聴かせてくれたかと思うと、力強い演奏で盛り上げた後、ピタッと音が止まったり、本格的な演奏でありながら、色々と魅せてくれる。
演奏は毎日3回、午後3、5、7時から。
館内では、常設のものとして、カードに描かれたハーブを順番に選んでいき、自分だけのハーブフラワーを製作する体験が人気。
4つのハーブを順番に選んで、オリジナルの柄ができると、目の前にスクリーンに投影され、その全景を見られる。また表示されるQRコードをスマホで読み取ると保存できるようになっている。


また、パビリオンの前にはたくさんのヘッドフォンが木製ラックにかけられていて、自由に取って使うことができる。ヘッドフォンからはクラシック音楽が奏でられていて、耳に当てて外音をシャットアウトして、自分だけのコンサート空間にタイムスリップすることも可能。使用は無料で常時利用が可能だ。
そのすぐそばには大きめのピクニックテーブルのようなテーブルが置かれていて、それを使って様々なワークショップや体験が行われている。
陶器へに絵付けやパン作り、編み物やフェイスペインティングなど、ジャンルを問わず開催。その場で飛び入り参加もできるし、現在館内で展示されているポーランドのゲームソフトのキャラクターが着ぐるみで登場して、来場者と記念撮影を行ったりすることもある。


ちなみにポーランドパビリオンにもマスコットがいて、それがショパンくん。入り口で来館者を出迎えてくれる。

いつもパビリオン前が入館を待つ列で混み合っているので、通りからは見にくくなっているが、パビリオンの側には誰でも行けるので、自分だけの楽しい時間を見つけてほしい。