と大畑さん(左から2人目奥)、スクール参加者-1024x768.webp)
夏休みに子どもたちが多彩な学びと体験を楽しむ「ESSEサマースクール」が8月18日から22日、大阪市旭区のダンススタジオESSEで開催された。カリキュラムの一環として、早稲田大学ビジネススクール講師の大畑慎治さん監修による特別講座「ジブン探検隊」が行われた。

大畑氏は社会課題の解決を目指す事業分野で活動し、大阪・京橋の交流拠点「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」でゼミを運営している。今回の講座ではゼミ生が中心となり、子どもらが自身の関心や将来像について考える体験学習を実施した。
「ジブン探検隊」を発案したゼミ生の藤井のぞみさんは、社会福祉協議会で10年間、貧困家庭支援やまちづくりに携わった経験を持ち、現在は子どもら挑戦を応援する活動団体「テミッカ」を主宰。授業では子どもが安心して自己表現できる環境づくりに力を注いだ。
同スクールではこのほか、吉本新喜劇の構成作家による作文指導やネパール舞踊、ボクシング体験、英語、プログラミング、異文化交流、自由研究につながる工作など多彩なプログラムを展開。企画を担った早大ビジネススクール卒業生の内山奈美さんは「普段触れる機会の少ない分野を体験することで、子どもたちの可能性を広げたい」と話している。
