〝手紙の秋〟をテーマにしたイベントが、学研都市線・放出駅近くのカフェ「Sun Story」で、9月13日午後1時~同4時に開かれる。 タイトルは「手紙の秋~おじいちゃんおばあちゃん、大切な人に想いを届けよう~」。

イベントの主役となるのは、武庫川女子大学の学生3人が大阪書籍印刷とタッグを組んで開発した新商品「パズレッタ」。学生が商品化を目指す大学ゼミ対抗インターカレッジ「Sカレ(Student Innovation College)2024」をきっかけに生まれたコラボ商品だ。
大阪書籍印刷が出したテーマ「誰かがしあわせになる紙文具」に対して、武庫川女子大学の学生たちが企画を提案して商品化となった。
パズレッタは、送り手がメッセージを書き込んだパズルを相手に送り、受け取った人はピースを組み立てながら、言葉だけでは伝えきれない「想い」を読み解いていくという、まさに〝体験する手紙〟。 メールやSNSでは味わえない、手書きならではのぬくもりと遊び心が詰まった商品となった。

近年文字を書く機会が減り、手紙を送る習慣も少なくなっている。その分、手紙をもらった時のうれしさもひとしお。 その人の筆跡や言葉の選び方に、画面越しでは伝わらない〝気持ち〟も読み取れる。パズレッタは、そんな手紙の魅力を再発見させてくれる、新しいコミュニケーションの形だ。
イベント会場となる「Sun Story」は、手紙と本をコンセプトにした落ち着いた雰囲気のカフェ。 敬老の日を前に、大切な人へ思いを届けるきっかけとしてもぴったりだ。
■手紙の秋~おじいちゃんおばあちゃん、大切な人に想いを届けよう~/Sun Story(大阪市鶴見区放出東2-11-17)